講習会における熱中症対策ガイドライン

2025.06,9
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❶ 熱中症を正しく知ろう

▪ 体内に身体に熱がこもって、体温が上がって、熱中症になる

熱中症になる要因は、

◦「蒸し暑さ」

◦「暑さに慣れていない」

◦「水分・塩分の不足」

◦ 「長時間連続作業」

対策として、以下の❷~❻を適切に講じてください

 

❷ 応急手当と水道水散布法

▪ Ⅰ度(軽度)意識ははっきりしているが、めまい・立ちくらみ等の症状

→冷所に移動して安静にし、身体を冷やし、水分と塩分を補給(1人にしない)

▪ Ⅱ度(中等度)頭痛や吐き気、だるい等の症状

→医療機関を受診(状況のよくわかる人が医療機関に同行)

▪ Ⅲ度(重症)意識障害、けいれん発作、高体温等の症状

→救急車を要請

救急車が到着するまで、作業着を脱がせ、水をかけて身体を冷却

 

❸ 暑さ指数の活用

▪ 暑さ指数:総合的に蒸し暑さを表すもの

暑さ指数を活用するための4つのステップ

①暑さ指数の測定

②着用している着などを考慮して測定値を補正

③危険度を確認して対策

④作業者への周知

WBGT値の目安 

31℃~33℃  厳重警戒

28℃~31℃   危 険 

25℃~28℃   警戒    

21℃~25℃   注意

 

❹ 水分塩分同時補給

▪ 水分と塩分は同時に補給

のどが渇いたと思ったときには、すでに脱水状態が始まっていることがある

のどが渇く前に、仕事の合間に、こまめに水分を補給することが大切

   脱水症セルフチェック 

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   つままれた爪の色が白からピンクに戻るのに3 秒以上かかれば脱水症を起こしている可能性あり

 

❺ プレクーリング

▪ あらかじめ体温を下げておき、作業中に体温が上がるのを緩やかにする

プレクーリングの方法は以下の2つ

◦ 身体の外部から冷やす方法 →クールベストを着る・手足を冷やす

◦ 内部から冷やす方法→冷たいものを飲む

 

❻ 健康管理

▪ 管理者 :

現場パトロールを行い、講師・受講者に声をかけ、健康状態を確認

▪ 講師・アシスタント:

単独作業を避け声をかけ合う

受講者に声をかけ、こまめに水分・塩分の補給を促す

 

対策

▪ WBGT値の目安  31℃~33℃  厳重警戒の日の野外開催は検討する。(中止の場合は連絡いたします)

▪ 主催者側でもクーラーボックス等用意いたしますが、参加者さまの持ち物(クーラーボックス・飲み物・空調服等)も暑さ対策をお願いします。

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